日本の住宅は屋根の建築
日本の住宅は屋根の建築でした。
日本のデザイン住宅の外観は屋根によって大きく規制されていました。
日本の屋根は重く、大きい。
これをそのまま三階にまで持ち上げると、バランスは失われる。
美しい瓦面は見えずに、軒裏の構造だけがもろに露出して見える。
三階住宅の外観意匠で一番工夫されねばならないのは屋根であるでしょう。
西洋の場合、屋根は二つにわかれる。
一つは地中海ヨーロッパ。
イタリア、南フランス、スペイン、ギリシアなどに見られる屋根を非常に軽く扱うかたちです。
年間降雨量はわたしたちの国の三分の一であるから、軽くすませることができるわけであるが、素焼の赤瓦で、勾配は三寸勾配ほどです。